かわら版【社長気まぐれブログ】

先日、またお得意様から廃業のご連絡をいただきました。
個人経営の八百屋さんなのですが、うちとはもう30年以上のお取引のお客様です。

今年は例年にも増して、廃業、倒産という声を多く聞きます。
理由はどうあれ、終焉を前にした経営者に共通して感じるのは「元気」の無さです。

瀕死の重症を負った人でも明日の事を話している人は助かる確率が多いというのを昔テレビで見た事がありますが、総じてみればその人の気持ち次第で続けるか、諦めてしまうかが決まってしまうのだなと思います。

先日聴いたお話の一つに、「ありがとう」を一日3万回言う人の事を聞きました。
まったく気持ちの伴わない「ありがとう」であっても、会社の状況を見ていると「ありがとう」という言葉には何かしらの力が存在するのだろうと仰っておりました。

発する言葉で状況が好転するなら、その言葉を信じて試してみる価値はありそうです。
しかし、私の知る諦めてしまった経営者はそれを言っても何かと理屈をつけて試しもしないような人でした。

という事は、大切なのは、つきを呼ぶ魔法の言葉よりも前に、人の言う事を聞ける「すなお」さって事になりますね。

2011年 12月 16日 掲載

今朝、某国営放送の朝の番組で取り上げられていた話題です。
青木は以前にも聞いた事があるので、ご存知の方も多いでしょうが、涙を流す事がストレス発散や癒し効果に影響しているという事。

今日紹介されていたのは、泣き方によっても癒し度が違うというものでした。
うるうる泣いたり、しゃべりながら泣いたり、顔をクシャクシャにして号泣するのでは、号泣するのが一番癒し度が高いのだそうです。

また、人は過去の経験によって共感できるポイントが違う事が泣くポイントの違いになっているという事でした。
年を重ねる毎に涙もろくなるというのは、経験値が上がる事によって、共感できるポイントが多くなるからなのだというものでした。

私も疲れてくると、DVDを見たりして涙を流す事がありますが、共感できる事に涙するポイントがあるというのは、なんだか納得できました。

以前に書いたコラムの中に、壬生義士伝の事を書いた事がありますが、これは家族の為に新撰組隊士となって命を削りながら仕送りする主人公と、自分の父親の姿を重ねて見ていたのだろうと思います。

もちろん家の父親は渡辺謙さんのようにカッコ良くはなかったし、当時と現在では命を懸けるという意味合いも比べ物にならないとは思いますが、私の父は私の大学の卒業と同時に身体を壊し、その翌年他界しました。
4年に上がる春から8ヶ月間、夏休みも実家に帰らず、その年の年末2日間だけ帰った時に見た父の様子を今でも覚えています。
丈夫だった父の手足はむくみ、歩き方から箸のあげおろしまで、8ヶ月の間に53歳の父が30歳も年を取ったかのようでした。

酒もタバコも賭け事もしなかった父は、趣味らしいものもなく、私と姉妹の子育てを終えるのを待って、自分の人生を楽しむ時間を享受する間もなく逝ってしまいました。

なので、家族の為にとか、誰かの為に自分を犠牲にするような場面になると、私の涙腺は緩みっぱなしです。

今日は、早く帰って久しぶりに壬生義士伝を見たくなりました。

2011年 10月 25日 掲載

倫理法人会のメンバーさんの中には、誰かがいいよと言うと、素直に自分もそれを取り入れる方が多くいらっしゃいます。
倫理は人間の我儘を捨て、すなおになる勉強だからです。

先日のモーニングセミナーでうかがったお話です。
その人は、一日3000回、「ありがとう」を言うという事を目標の一つとして掲げてると、会員スピーチで仰いました。

その言葉を受けて講話者の方は、「仲間の中には一日3万回言っている者が居る。 そのほとんどが心のこもらないありがとうだけれど、傾いていた会社が変わりつつあるから、やはり『ありがとう』という言葉の中には秘めた力があるのだろう。」と紹介されました。

聴いていた自分もそうかもしれないと思い、とりあえずカウントまではしませんが、車の運転中などに気をつけて、「ありがとう」の連呼を始めました。
するとあら不思議、ありがとうと言いながら運転していると、無理な割り込みや煽ってくる車に腹を立てる事が少なくなります。

これもありがとうの効能かもしれません。

写真写真は、碧南市の七福醸造さんの工場に張ってあった「祝福神」。

七福醸造さんは、いつ行っても工場見学をさせていただけます。

2011年 10月 21日 掲載

フグの粕漬け(試作品)フグの粕漬け(試作品)

写真はフグの粕漬け(試作品)です。

知多半島でフグ漁の解禁は10月1日からだったそうです。
粕漬けつながりで今年の2月~3月頃にフグの干物を購入して粕漬けにしたのものです。
試作品なので、コストは度外視して半年間冷蔵熟成させました。

あめ色のフグは粕を落としてちょっと炙ると、美味です。
いいお酒の肴になりそうです。

2011年 10月 06日 掲載

カボチャの醤油漬(あま辛)ミョウガの甘酢漬

新しい商品の取り組みはいつも心がけている事の一つ。

写真はカボチャの醤油漬(あま辛)です。
商品紹介には出ていないミョウガの甘酢漬は数年前からの商品ですが、この2点は夏だけの商品として定着しそうです。

2011年 10月 04日 掲載

弊社は9月末が決算なので今日から新しい年度がスタートです。
昨年は、(も、かな)小さなつけもの屋を取り巻く環境は大変厳しく下がる一方の売上にも苦心させられました。

只、こういう時期だからこそ基本に戻って元気出していかなきゃって思える自分になれているのは様々な人のご縁や教えがあっての事だと感謝しています。

これからも、作物を提供してくれる近隣の農家さんの為にも頑張って美味しいものを作らなきゃと思います。

先月の下旬に4ヶ月間50時間にわたる「農商工連携人材育成セミナー」という勉強会の全てのカリキュラムが終わりました。
我町武豊町からは私だけだったので、どれだけのヒントを得られ、それをどれだけ持ち帰れるかとの思いで参加していました。

私が感じたのは、これからの地方の活性化これまでのように行政区の枠に囚われていては益々難しくなるという事でした。
例えば何かのイベントやプロジェクトをする時に、武豊町ではなく、知多半島の中の武豊町という観念が必要だという事です。

前のコラムに書いた町おこし委員会でも、以前から武豊町の観光パンフレットを作るよりも知多半島のパンフレットを作るように進言したりしてきましたが、その度に予算の出所がどうのという理由で却下されてしまいます。

愛知県も観光推進事業の一環でエコツアー企画の支援をしたりしていますが、食旅にしろ体験観光にしろ遊びに来られる方にとっては同じ知多半島だという事を我々受け手が認識しておかなければなりません。

二宮尊徳翁が言うタライの水の例話のように、かき寄せようとしていては、水面の花びらは脇から逃げていくばかりなのだと早くわかって欲しいと思います。

セミナーの調理実習風景写真はセミナーの調理実習風景です。

2011年 10月 01日 掲載

武豊町風おこし委員会昨晩委員会が開かれました。
20代の頃からこの委員会に参加させていただいています。

昨年からわが町にもやっと観光協会ができ、この委員会も解散できるかと思っていたら、この団体は実働部隊として使われるようです。
数年前から私より若い人たちが加入してきてくれたお陰で、停滞気味だったアイディアが出るようになりました。

今年は、久しぶりに例年にない取り組みにチャレンジできそうです。

2011年 9月 14日 掲載

不景気と嘆きながら、周りの環境が変わる事を願っている者は多い。
ニュースを見ていても、「政治が悪いだの仕組みが悪い」だのという批判ばかりの評論家が真に多い。

しかし、南知多のある繁盛店の経営者は、海の中に居る魚を例えに、「今日は水が冷たい、今日は潮が早い」と言って淀みの中にいたら餌にありつく事はできない。自らの体力の減退と共に動きが鈍り、己が他の魚の餌になってしまうのだと言う。
企業経営者も景気が悪かろうが、風が強かろうが、とにかく動いていないと企業は衰退するだけだと言っている。

現在は、無風の中で凧揚げをしているようなもの、大多数の経営者は、「(風が)吹かないね~」と、紐をもってしゃがみこんでいるようなものだと言う。
しかし、無風の中でも少しだけ揚がっている凧があるのもまた事実。
それは、紐をもった経営者が必死に走っているのだそうだ。
だから今、経営者にもっとも必要なものは、元気と気力だと言われる。

また、凧を揚がるように工夫している経営者もいるだろう。
仕事が少ないなら、経営者自身や従業員の教育に費やす時間が出来る。
売上が少ないなら、新商品や新規事業の企画を真剣に考える時間にあてられる。
自社の無駄な経費を真剣に見直す時間ができる。

兎に角、過去の成功にしがみついて風をまっているだけでは、事業は衰退の一途を辿る他はないのは確実である。
商法と商道、変えていかなければならないもの、変えてはいけないものを見極め、動きながら、走りながら考える事が経営者には求められているようだ。

2011年 3月 02日 掲載

近隣の町に住む作家さんに、「にわぜんきゅう」さんと言う方がいらっしゃいます。

弊社の商品、八福神漬も気に入っていただいて、ギャラリーでも取り扱いをしてくれています。

ぜんきゅうさんの絵は、優しい顔のお地蔵さんが多く、私が会長を務めるちた岬倫理法人会でもイメージキャラクターとして、使用させていただいています。
~私の顔がまん丸なので、似顔絵か?と言われたりします。 (^_^;)~
お地蔵さんの絵と共に一筆入っている言葉も普段忘れがちな事や、励まされる言葉が多く、はがき集を時々購入させていただいています。

その中でも、私が大事にしている言葉が、「まぁるい心で生きていたい」というものです。

利便性やコストを追求した世の中は、同時に自分さえよければ…という人を多くしてしまっていないでしょうか?

遊ぶ金欲しさに簡単に人を傷つける若者や自分の感情を優先させるあまりに子供の子育てを放棄する親。

テレビで連日報道される悲惨なニュースは、子供に見せたくないような事ばかりです。
身近なところでも、個人的に仲の良かった友人の会社が最近2軒程倒産をしました。

この2軒の友人に共通するのは、倒産する前は笑顔が少なくなっていた事です。
会社の業績が悪くなっていれば誰でも当たり前な事ですよね。

しかし私は、倫理法人会に入会して先輩経営者に教えていただく内容は、どれもこのような世情とは正反対の事ばかりです。
とてつもなく苦しい状況下であるにも関わらず、どこまでもポジティブな人。
空元気も元気の内と、笑顔を絶やさず、諦めない人が多いのです。

よく言われるのは、
「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と自分の未来だけ」

この言葉の持つ意味を本当に理解できたなら、自分を取り巻く環境がどんなんに苦しいと感じる状況でも「まあるい心」で生きていけるのではないかと思います。

そう、苦難とは自分が感じるもので、他人から見れば取るに足らないような些細な事柄であることもあるのです。
以前の自分は、なんで自分だけ…と被害妄想を持っていました。
最近は、苦難という言葉ではなく苦難感と言うように心がけるようにしています。

希望は心の太陽とは良くいったものです。

岬倫理法人会イメージキャラクター

2010年 9月 07日 掲載

農大ジャム先月(6月19日)に母校の恩師の退職記念パーティに行ってまいりました。

久しぶりの旧友との再会は、(中には23年ぶりの友も・・・)年月を一気に遡り、恩師の退職はおめでたい中にも幾許かの寂しさも感じながら、同期だけの二次会では楽しい時間を過ごしてまいりました。

自分の母校は東京農大の醸造学科だったので、今流行っているらしい?「もやしもん」はとても身近に感じられます。

パーティの最中も「あの先生のモデルは〇〇先生だよね~」なんて話題にも花が咲きました。

パーティの記念品にもらった「農大ジャム」はまだ賞味していませんが、恩師のこだわりをきっと感じさせてくれるでしょう。

いつも大変お世話になっている地元のホテルの女将は、日頃から食に対するこだわりを私に教えてくれますが、魚の美味しい知多半島は魚ばかりに目が行く人が多いけれど、その土地に来たら、その土地の海、その土地の土(で採れた野菜)を食べて欲しいと常々言っています。
それが理由か、そのホテルの8割以上がリピーターだという事です。

自分が農大卒だからではなく、昨今は食の大切さが問い質される事も多いように感じます。
地産地消と簡単に言われますが、その土地で採れたものをどういう形で、その地の消費者に受け入れてもらえるか、もっと頭を柔らかくして考えなければならないって事かもしれません。

2010年 7月 02日 掲載