かわら版【社長気まぐれブログ】

武豊町風おこし委員会昨晩委員会が開かれました。
20代の頃からこの委員会に参加させていただいています。

昨年からわが町にもやっと観光協会ができ、この委員会も解散できるかと思っていたら、この団体は実働部隊として使われるようです。
数年前から私より若い人たちが加入してきてくれたお陰で、停滞気味だったアイディアが出るようになりました。

今年は、久しぶりに例年にない取り組みにチャレンジできそうです。

2011年 9月 14日 掲載

不景気と嘆きながら、周りの環境が変わる事を願っている者は多い。
ニュースを見ていても、「政治が悪いだの仕組みが悪い」だのという批判ばかりの評論家が真に多い。

しかし、南知多のある繁盛店の経営者は、海の中に居る魚を例えに、「今日は水が冷たい、今日は潮が早い」と言って淀みの中にいたら餌にありつく事はできない。自らの体力の減退と共に動きが鈍り、己が他の魚の餌になってしまうのだと言う。
企業経営者も景気が悪かろうが、風が強かろうが、とにかく動いていないと企業は衰退するだけだと言っている。

現在は、無風の中で凧揚げをしているようなもの、大多数の経営者は、「(風が)吹かないね~」と、紐をもってしゃがみこんでいるようなものだと言う。
しかし、無風の中でも少しだけ揚がっている凧があるのもまた事実。
それは、紐をもった経営者が必死に走っているのだそうだ。
だから今、経営者にもっとも必要なものは、元気と気力だと言われる。

また、凧を揚がるように工夫している経営者もいるだろう。
仕事が少ないなら、経営者自身や従業員の教育に費やす時間が出来る。
売上が少ないなら、新商品や新規事業の企画を真剣に考える時間にあてられる。
自社の無駄な経費を真剣に見直す時間ができる。

兎に角、過去の成功にしがみついて風をまっているだけでは、事業は衰退の一途を辿る他はないのは確実である。
商法と商道、変えていかなければならないもの、変えてはいけないものを見極め、動きながら、走りながら考える事が経営者には求められているようだ。

2011年 3月 02日 掲載

近隣の町に住む作家さんに、「にわぜんきゅう」さんと言う方がいらっしゃいます。

弊社の商品、八福神漬も気に入っていただいて、ギャラリーでも取り扱いをしてくれています。

ぜんきゅうさんの絵は、優しい顔のお地蔵さんが多く、私が会長を務めるちた岬倫理法人会でもイメージキャラクターとして、使用させていただいています。
~私の顔がまん丸なので、似顔絵か?と言われたりします。 (^_^;)~
お地蔵さんの絵と共に一筆入っている言葉も普段忘れがちな事や、励まされる言葉が多く、はがき集を時々購入させていただいています。

その中でも、私が大事にしている言葉が、「まぁるい心で生きていたい」というものです。

利便性やコストを追求した世の中は、同時に自分さえよければ…という人を多くしてしまっていないでしょうか?

遊ぶ金欲しさに簡単に人を傷つける若者や自分の感情を優先させるあまりに子供の子育てを放棄する親。

テレビで連日報道される悲惨なニュースは、子供に見せたくないような事ばかりです。
身近なところでも、個人的に仲の良かった友人の会社が最近2軒程倒産をしました。

この2軒の友人に共通するのは、倒産する前は笑顔が少なくなっていた事です。
会社の業績が悪くなっていれば誰でも当たり前な事ですよね。

しかし私は、倫理法人会に入会して先輩経営者に教えていただく内容は、どれもこのような世情とは正反対の事ばかりです。
とてつもなく苦しい状況下であるにも関わらず、どこまでもポジティブな人。
空元気も元気の内と、笑顔を絶やさず、諦めない人が多いのです。

よく言われるのは、
「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と自分の未来だけ」

この言葉の持つ意味を本当に理解できたなら、自分を取り巻く環境がどんなんに苦しいと感じる状況でも「まあるい心」で生きていけるのではないかと思います。

そう、苦難とは自分が感じるもので、他人から見れば取るに足らないような些細な事柄であることもあるのです。
以前の自分は、なんで自分だけ…と被害妄想を持っていました。
最近は、苦難という言葉ではなく苦難感と言うように心がけるようにしています。

希望は心の太陽とは良くいったものです。

岬倫理法人会イメージキャラクター

2010年 9月 07日 掲載

農大ジャム先月(6月19日)に母校の恩師の退職記念パーティに行ってまいりました。

久しぶりの旧友との再会は、(中には23年ぶりの友も・・・)年月を一気に遡り、恩師の退職はおめでたい中にも幾許かの寂しさも感じながら、同期だけの二次会では楽しい時間を過ごしてまいりました。

自分の母校は東京農大の醸造学科だったので、今流行っているらしい?「もやしもん」はとても身近に感じられます。

パーティの最中も「あの先生のモデルは〇〇先生だよね~」なんて話題にも花が咲きました。

パーティの記念品にもらった「農大ジャム」はまだ賞味していませんが、恩師のこだわりをきっと感じさせてくれるでしょう。

いつも大変お世話になっている地元のホテルの女将は、日頃から食に対するこだわりを私に教えてくれますが、魚の美味しい知多半島は魚ばかりに目が行く人が多いけれど、その土地に来たら、その土地の海、その土地の土(で採れた野菜)を食べて欲しいと常々言っています。
それが理由か、そのホテルの8割以上がリピーターだという事です。

自分が農大卒だからではなく、昨今は食の大切さが問い質される事も多いように感じます。
地産地消と簡単に言われますが、その土地で採れたものをどういう形で、その地の消費者に受け入れてもらえるか、もっと頭を柔らかくして考えなければならないって事かもしれません。

2010年 7月 02日 掲載

昨日、自分が担当している単位法人会とは別の倫理法人会に参加させていただきました。

倫理法人会の良いところで、自分の所属する単会でないモーニングセミナーであっても、いつ何処ででも出席できるのです。

講話者は、日進市倫理法人会の前会長様、スピリチュアルな雰囲気を持つ素敵な女性です。
以前にも自分が会長をする単位法人会で講話をお願いした事もありますが、同じテーマであっても繰り返し聞くと、前とは違ったワードが心に響いてきます。

今回一番残った言葉は
「自分の人生をジグソーパズルに例えるなら、辛い苦しい事も一つのピース。
 それが嫌だと言って捨ててしまえば、自分の人生という一枚の作品は完成しない。
 暗いピースがあるから明るい華やかなピースが一段と輝きを増すのです。
そう思うと、辛い苦しい経験も愛しくなってきませんか?」
というものでした。
講話者は此処ではとても書けないような経験をなさっている方なので、そういう人から出る言葉だけによりいっそう説得力があります。

朝からとても良い時間を得ることができました。
感謝です。

2010年 3月 25日 掲載

先日、友人と話しをしていた時に、言葉の力の話しになり、数年前にも同じように感じた事を思い出しました。
よく言われる事ですが、日本では言霊といって言葉にも魂が宿るといわれます。
友人曰く、魔法の言葉を使っていると運が良くなると言うのです。

その言葉とは、「ありがとう」「感謝します」「あいしてます」「嬉しい」などのポジティブな言葉。
一説によると、この言葉は人間だけではなく、「水」に対して有効なのだとか。
そういえば、植物にモーツァルトを聞かせると大きな花が咲くとかも言われていた事もありましたね。
料理も、「美味しくなれ」と言葉をかけるだけで、数段味が違ってくるというのを聞いた事があります。

写真写真は、別の知人が実験した言葉の効果実験。

一緒に買ってきたみかんに、心を込めない状態で、言葉だけを書いて、同条件下に置いてみたのだそうです。
写真では解りにくいかもしれませんが、日本語だけではなく、英語でも書いてあります。

もしも、自分たちの使う言葉に魔力(科学的には照明されていない力)があるとしたら、できるだけ良い言葉を使うようにしたいものです。

2010年 2月 05日 掲載

昨日も、ダブルブッキングで会合があり、一つは遅刻参加で用事を済ませてきました。

あまり暇な時間はすごしたことはありませんが、今年は特に忙しい時間を過ごしている気がします。
朝4時から仕事をしていると、夜の10時過ぎまで連日残業や会合があると、疲れが溜まってきます。

3年前に家族との時間を増やす目的で始めた早朝出社ですが、ここ最近は子供達の寝顔しか見られない日々がつづいています。
会合や残業の理由は、仕事もありますが、地域貢献や社会福祉に関するものも多く、週のうち半分くらいはそんな団体の会合が入ってきます。

自分が子供の頃も、父親と顔を合わせない日が幾度もあったのを思い出します。
子供の頃は寂しい思いをしましたが、父が他界した後に、「お前の親父には世話になったから、今度はオレがお前を世話する番だ」と何人もの人に引き立てをもらい、死んでからも父の愛情を実感した事が、今の自分をつくりあげているのだと再確認する機会を得ました。

倫理法人会では、実践報告といって、自分の体験談や経験を会員の前で発表する機会がありますが、今年の8月に会長を仰せつかった後、講話の依頼が入ってくるようになりました。
入会してから3年で3回だった講話が来月からの3ヶ月で4回。。。

喫茶店や居酒屋でのおしゃべりなら何時間でも話せますが、スクール形式の講演となると、話の内容を整理しなければなりません。
依頼者から期待されるのは、100年続く企業経営や単会の開設についてなど様々です。

そこで話の内容を整理する為に、会社の沿革と自分の経験などを年表に記してみました。
良い事も悪い事も思い出せるだけ書き並べてみました。

年表を作成したことで確認できたのが、先にも述べた、父の積んだ徳によって他界した後に助けられた事。

自分も自分の息子にそんな愛情を残してやりたい。
自分の経験した事が今の自分の行動規範になっている事を再確認し、自分の行く道を改めて確認することができました。

2009年 10月 24日 掲載

昨日は、倫理法人会の仲間でもある日間賀観光ホテルの社長のお話を聞きに行ってきました。
ご当地では超有名人で、日間賀=タコの島や最近ではフグの島というイメージを作り上げた仕掛け人です。

社長の持論は、「自分の事だけ考えると結局上手くいかない。 地域全体が栄える事で自分のところにもお客様がやってくる」と言うものです。
その甲斐あってか、日間賀島の過疎率は20%なのだそうです。
あまり知られていないようですが、日間賀島は日本一人口密度の高い島なのだそうです。

正に二宮尊徳翁の「盤水の水」を実現している社長の話は聞く者を魅了します。

全国観光カリスマに選ばれている社長は、遠く九州や北海道などにも講演にでかけているそうですが、結果の出ない講演旅行なんてやりたくない。
商売なんだから結果を出せる取り組みをしたいのだと語っていました。

長身の体にジーパンを履きこなし、今尚夢を語る姿はとても還暦を過ぎたオヤジ(ごめんなさい!敢えてそう呼ばせてもらいます)とは思えない魅力的な方でした。

社長が提唱する「潮風浴」のできるテラスは、私が新婚旅行で行ったモルジブのリゾートを思わせる雰囲気で、時間があればいつまでも座っていたいと思う所でした。
マイナスイオンをいっぱい浴びながらお話いただいた2時間余りの時間は瞬く間に過ぎ、美味しいかしき料理に舌鼓を打ち、アッという間に帰る時間になりました。
知多半島の特産品である、きゃら蕗や沢庵ももっと売れるようにしてやりたいと、嬉しい言葉もいただきながら、充実した一日を過ごさせてもらいました。

2009年 9月 19日 掲載

DVD一昨日、久しぶりに徹夜で仕事をしてしまいました。
疲れた頭と体を癒すのに、青木はいつもお気に入りのDVDを見ます。
水曜日は、工場が休みな為、昼で仕事を終え、これを見てました。
青木の一番のお気に入りです。

渡辺謙さん主演の12時間ドラマの「壬生義士伝」
この番組が放映された後、映画化もされましたが、やはり内容が盛りだくさんなこっちの方が好きです。

全部見ると8時間程かかりますが、飛ばし見してもたくさん泣けるシーンがあるので、昨日も2枚ほど見て涙を流していました。

現代では考えられない程、真摯な姿勢で国を憂い、家族を愛する者たちの多かった事を想像するに易い物語です。

因みに、主役の吉村貫一郎は実在の人物ですが、剣術よりも、交渉事などで秀でたものをもっていたようです。
ドラマの中で、原作者の浅田次郎氏がちょい役で出ているのも笑えます。

2009年 9月 17日 掲載

先日、母親と共にお客様と話をしていた時の事。
名古屋の大病院の整形外科部長を務めた同級生も居れば、靴職人も居ると言いはじめました。

年齢と共に骨が変形してくると、歩きにくくなる。
そうすると、更に歩かなくなるから変形が進む。

左右の足は若い人でも微妙にサイズ等も違うというのは知られている事だと思いますが、年齢を重ねるとその差は更に大きくなるから、その母の同級生のお医者さんは、患者さんによっては、町内にあるその靴店を紹介するのだそうです。

その靴店では、ひとり一人に木型を作成して、丁寧に手作業で仕上げるとの事。
足に合った靴は、高くてもとても歩きやすいのだそうです。

イタリアの超有名ブランドのフェラガモも、そういった伝説を持つメーカーという事を聞いた事があります。
「歩けなかった少年が、靴職人フェラガモの靴を履いたら歩けるようになった」
というものです。

若い頃に、デザインに惹かれると、東京上野まで革ジャンや靴(ブーツ)を買いに行った事のある自分の町内にそんな素敵なお店があったとは灯台基暗しな出来事でした。

その靴店の名前は中根靴店といいます。

2009年 9月 12日 掲載