元日と元旦

新年明けましておめでとうございます。
今年は中国発の新型ウィルスのパンデミックからの復活の年となるよう祈念しながら近所の氏神様に初詣に行ってまいりました。

 混雑を避けて日が上がってから出かけましたので、混雑もなくスムーズに参拝ができました。
昨日は例年の如しですが、日の暮れ過ぎまで月末の残務処理をしていたので、令和二年の最後の夕日に感謝の遥拝も出来ずじまいでした。
もう何年も前ですがある勉強会において、先輩経営者から「初日の出を拝む人は居ても大晦日の夕日に感謝の遥拝している人は居ますか」
と問いかけられて自分の考えの至らなさに気づかされ、それ以来時間が合えば大晦日の遥拝を心がけています。
というか、日いっぱい働けた事に感謝する事の大切さを毎日忘れずにいたいと思っています。

 ところで、元日と元旦の違いを知っている人があまりいらっしゃらないようなのでご紹介いたしたいとおもいます。
元日は1月1日の事を意味しますが、元旦は字の通り日が昇った瞬間を意味するそうです。
なので年賀状に元旦と書けるのはほんの数枚なのだと何かの講演で聞いた事があります。
まして、元日に届く年賀状に元旦と書いているのは愚の骨頂だと・・・。
その人の言う事に心酔しているわけではありませんし、自分に送ってくれる年賀状にケチをつけるつもりも毛頭ありませんが、言葉の意味はできるだけ知って使いたいとおもいます。

 今年もご愛顧くださるお客様から好評をいただけるような品を作ってまいりたいとおもいます。
壷中の天を仰ぎ見て、謙虚な一年を過ごしてまいりたいと思う元日です。

2021年 1月 01日掲載
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