おむすびとおにぎり

最近は「おむすび」がマイブームとなっています。
「おにぎり」ではなく「おむすび」です。

以前に書いた、たくあんがなぜ二切れかにもありますが、つくづく日本人って使う言葉ひとつにたいしても心遣いをする民族だなって感じます。

おにぎり(元々はたぶんお握りでしょう)という言葉の中に「切る」という音を見つけてそれを「結び」に置き換えるなんて粋だなって思います。

そういえば以前何かで自分の妻が友達との会話のなかで自分の事をどう言っているかで奥様の心情をさぐる事ができるというのを聞いた事があります。

うちの人、主人、亭主、旦那、あの人なんていうのもあるのかな?
「あの人」と呼ばれるのは論外として、「旦那」という言葉には侮蔑があると言うもの。

旦那の語源はサンスクリット語の「ダーナ」(寺院の施主や檀家、いわゆるパトロン)から来ているそうです。
前の三つはどれも帰属意識がある為に「旦那」とは一線を隔すものらしいです。

自分的には亭主と呼ばれるより旦那と呼ばれる方が耳障りが好いなと感じていたんですが、へ~と思ったものでした。

逆はどうjなのかな。
先輩の中には「ばばぁ」なんて呼ぶ人も・・・(もちろんテレもあるとおもいますが)
私は尊敬(畏敬か?)も含めて「カミサン(神さん)」と言っていますが。

いずれにせよ、普段使う言葉にも心配りをしたいものです。

2014年 10月 31日掲載
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